Ruise B

ルワンダの工房

Ruise Bが契約している16組合はそれぞれの活動場所も違い、人数もそれぞれ違います。

全員の生活に必要な収入をもたらすような大量のオーダーはRuise Bだけで行う事は難しいと思うのですが私達に出来る事は精一杯取り組もうと考えています。

組合組合組合

組合メンバー組合メンバー子供たち

組合によってメンバーや建物により雰囲気が随分違います。私達が行くと近所から元気な子供達が集まって来てくれるのが楽しみのひとつです。

織り子さんへのインタビュー

私はこの仕事を始めた時ルワンダに行ったら彼女達に聞いてみたい事が色々ありました。
内戦の事、どんな人生をおくってきたのか、どんな気持ちなのか、様々です。
しかし実際に現地に行くと、それら質問ができる雰囲気ではありませんでした。
国内が暗いとか治安が悪いとか、そういった事ではなく、逆にあれほど悲惨な過去があったことが信じられない程穏やかだったから。初めて行く私がまだまだ触れてはいけない部分だと強く感じたからです。
その気持ちは3回目の訪問まで同じでしたが、時が経ち、彼女達の前向きさを目の当たりにし、私自身が感じた事を日本の皆さんに伝える機会が増えてきました。そういった中で私自身が彼女達から直接聞いた事を皆さんへ伝えたいと思いました。日本からのオーダーも安定して来た事や訪問が4回目となった事から2011年1月に織り子さんへのインタビューを行いました。ここで内容を一部ご紹介します。
インタビューはルワンダ語を訳しながら行ったことから私の感想や印象も含めての紹介となっています。
皆様に何か感じて頂けたら幸いです。

Ruise B 代表 小澤里恵

アグネスタ・カンゲヨ 49歳

アグネスタ・カンゲヨ

私がルワンダに訪問する際に、彼女とは毎回会っていたので大勢いる織り子の中でもすぐに顔を覚えました。
彼女は片足が義足です。杖を使い大きな身体を支えながら歩いているので更に目立つのです。
聞けば幼い頃にポリオにかかってしまい片足を失い、ジェノサイドの後に夫を亡くしたそうです。
現在は織り子である娘と2人の孫と暮らしているそうです。
毎回彼女と接していて驚くのはその行動力です。以前私達が公立の小学校を訪問した際には、わざわざバイクタクシーに乗って来てくれたり、ワークショップにも組合代表として参加してくれます。
いつも積極的に発言し、新作コンペでは素晴らしい作品を出品し見事2位になりました。
インタビューの最後、彼女は「バスケットを作る事は非常に文化的」だと誇らしく語りました。

ペルース ムカムソニ 55歳

ペルース ムカムソニ

彼女は16ある組合の統括組織代表。現在は組合をまとめる事が主な仕事ですが、製作するバスケットは美しく技術力に優れた織り子でもあります。
以前は省庁で働いていた彼女はジェノサイドで夫と5人の子供を亡くし、その後は兄弟の子供である孤児を5人育てているそうです。
ペルースとは組合を回ったりして行く中で親しくなり、バスケットやピアスを製作しては私にもプレゼントしてくれます。笑顔が素晴らしい女性で、彼女に悲しい過去があったことは信じがたいほど明るく、時にはルワンダの伝統的な踊りを披露してくれます。
私が「いつも笑顔でいられる理由は?」と聞くと、いつもとは違った表情を見せながら「ジェノサイドの後、事実を受け止める努力を精一杯した。医者が元に戻せる訳ではないから、、。
一人で居ると当時を思い出して辛くなるけれど、組合に皆で居れば癒される。このプロジェクトを元に私は政府の考え方にそって動いて行く。試みはうまくいっており、憎しみは平和へと変化してきている」と答えてくれました。